第86回CAE便り

〜 COMSOLワークショップ(6/7)の紹介と解析塾のご案内
               ベストシステムのメールニュースのご案内 〜

皆さん、お世話になっております。

イワタシステムサポートの岩田です。

5月の連休もあっという間に過ぎ去ってしまいましたが

皆さん、いかがお過ごしでしたか。

比較的天候にも恵まれて家族サービスをされた方は疲れが

残っているのではないかとご推察いたします。

私はゆっくりさせて頂き、少しばかり勉強もさせて頂きました。

COMSOLも皆様に紹介するためにライセンスを持っておりますが、

実際にマニュアルをゆっくり読む機会もないので、この休みに

読ませて頂きました。しかし非常に多くの理論、事例等の内容で

この休みに読めたのはほんの一部でした。

前回の「CAE便り」でもご紹介させて頂きましたが

  67日(木)

に刈谷の産業振興センターで無料ハンズオンセミナーを開催します

ので是非参加して下さい。  

機能が豊富ですのできっと何かのヒントにもなるかと思います。

申込みは

 http://www.kesco.co.jp/seminar/comsol_multiphysics/hands_on_ws.html

からできます。

4月末にVNCの評価を簡単にしてみました。

VNCとはAT&T Laboratories Cambridge の開発しているPC遠隔

操作ソフトウェアで、「Virtual Network Computing」の略との事です。

現在は無料(GPL準拠)で配布されています。

LinuxX端末の使い勝手を見るためにLinuxFedoraSuSE

サーバーをInstallして、XPVistaにクライアントをInstallして

試してみました。

Fedoraでは以前OSInstallした時にVNSのサーバーもInstallしてあり、

今回は資料に従い起動時等の環境設定をしただけで簡単に利用できました。

基本的なものは全く問題なく使えます。 Graphics関連のプログラムは

OpenGLのものがGraphicsの関係でスムーズに動きませんでしたがプログラムを

Mesa版を使うことにより問題なく使う事が出来ました。

WindowsLinuxWindowsを出したい時などは便利かと思います。

SuSEも設定しました。  こちらはFedoraよりもっと簡単でかえって

迷ってしまいました。  Windowsのサーバー版もあるようですので

また時間を見つけて試してみたいと思っております。

さて本日はセミナー案内とCAE懇話会の解析塾のご案内、そして

関係会社のメールニュースをご紹介させて頂きます。

======== Microsoft Windows CCS 最新情報セミナー ========

これは住商情報システムさんから紹介を頂いたセミナーで

  日時:      514日(月)  午後

  場所:      日本ヒューレット・パッカード株式会社

                中部支店 プレゼンテーションルーム

で開催されます。  内容は案内にありますが

Microsoft Windows Compute Cluster Server 最新情報 セミナー

統合HPC環境とデータ共有』です。 これはWindows Compute Cluster Server 2003

に関する最新情報をご紹介するセミナーで、Windowsを利用した

クラスター構築と事例の紹介です。  詳しくは

 http://www.scs.co.jp/event/2007/0514_msccs/index.html

に案内があり、申込みもこちらからできますので興味がありましたら

是非登録してみてください。

======== 「モーションコントロール制御基礎」コース近日開講 ========

  第1回:   526日(土)  開講

  場所:       刈谷作業振興センター

本コースは昨年の第10回中部CAE懇話会で講演して頂いた大川さんに

先生をお願いして開講の運びとなりました。 

講演を聞かれた方は大川さんの経験の深さと行動力に感銘したことと思います。 

是非この機会に受講してみてください。

講義は全9回の予定で、最終回はこの年末位になる予定です。

内容としては、基幹産業である自動車の運動挙動(モーションコントロール)を

題材にしてCAEの基本手順である

(1)物理則を表現する微分方程式の作成

(2)微分方程式の数値解法

(3)計算結果のデータ解析の考え方とそのプログラミング手順

を学んでいただけます。

更にその中で制御と振動についても学ぶことができます。

また、運動による外力を知ることにより構成部品の要求強度を決定することも

出来ます。

本コースではMATLAB/Simulinkを基本ツールとして使いますが初めての方にも判るよ

うに指導頂けます。

CAEの基礎を再度学びたい、更に専門領域(制御・振動)を広げたいと思って

いる方に適したコースです。

======== 流体伝熱基礎講座」コース近日開講 ========

  第1回:   62日(土)  開講

  場所:       名古屋工業大学

本コースは名古屋工業大学の後藤先生を中心に他4名の先生に流体の基礎を教えて

頂きます。  既に過去2回の解析塾を毎年行って、今回は3年目の開講になります。

全体で6回のコースです。 以下、講師の先生からの案内文です。

この講座では、「流体伝熱解析の基礎と流体数値計算の初歩」について学びます。

大学で流体力学や伝熱について学んだ記憶があるけれども、使う立場になって

いま一度やり直したい方、また既にCFDソフトを使っているが、流体力学や伝熱解析

及びそれらの数値計算の基礎理論をしっかりと理解したい方に適したコースです。

============ 以下ベストシステムズのメールニュース本文 =============

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1 今日のトピック:クラスタ今昔

2 イベント情報: (省略)

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1 今日のトピック : クラスタ今昔

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今回はクラスタの話に戻ろうと思います。

私がベストシステムズを始めたのが1998年です。当時新情報処理開発機

構でPCクラスタのミドルウェアであるSCoreの開発を行なうなど、まだま

だ研究段階でした。その当時アメリカで1社だけPCクラスタの製造を行な

っていた会社がありました。それが今のLinuxNetworxの前身であるALTA

Technologyです。当時ALTA社は独自のシャーシとラックに組み込んだ

ALTAクラスタを販売していました。黒い立方体のラックに8ノードのPC

を組み込んだシステムです。当社が最初に販売したシステムはAlpha533

MHzと、その次がPentiumIII400MHzでした。まだ商用アプリケーシ

ョンなんて動作していませんでしたから、購入されるお客様はほとんどソー

スコードを持っている方々でした。そのためか購入されるお客様はほとんど

が大学や官公庁でした。

あれからほぼ10年が経過して何が変わったでしょうか?1番はPCクラス

タの普及です。商用アプリケーションがPCクラスタ向けにもライセンス販

売されるようになったので爆発的に民間にPCクラスタが普及してきていま

す。それに伴って低価格化が急速に進んでいます。どのメーカーも基本的に

同じ部品を使っていますので性能はほぼ同一。となれば後は価格の勝負にな

ってしまうのです。また普及に伴っていろいろな企業や部署にまで広がって

います。汎用スパコンのリプレースとしてPCクラスタが採用されるケース

が増えてきています。そうなると期待されるのが品質とサポートになります。

ですが、PCクラスタは基本的にパソコンの集合体であり、全体のシステム

として品質管理されている訳ではありません。またサポートにしたって価格

競争で低価格が進んだ現在、人をかけるサポートをすることはメーカーがで

きなくなっています。そこに、顧客とメーカーの認識のミスマッチが起こっ

てきます。当社ではこのミスマッチを極力起こさない方針で販売していますが、

なかなかすべてがうまく行くとは限りません。問題が発生した時には何が一

番大事かと言うと、それは信頼関係なのです。信頼関係の構築こそが、時代

が変わっても絶対に変わらない我々の営業スタイルだと思います。