第6回CAE便り

各位:

 皆さん、お世話になっております。

今年は梅雨が早いらしく、昨日のニュースでは九州地方ではもう梅雨入りしたと
言っておりました。 暫く湿度の高い季節になりますが、皆さん、お体には十分
気をつけてください。

先にご紹介させていただいた「HPTC研究会」を先週の26日(水)に開催させて
いただきました。 当日は参加者が応募31名で出席が28名と盛況な会でした。

概要を皆様にお伝えさせていただきますと、

1. 川崎重工業航空宇宙カンパニーにおけるCFDの研究と応用
             川崎重工業航空宇宙カンパニー  技術本部研究部
                                      嶋 英志 様
  嶋さんは1980年代からの新しい川崎重工のCFD分野では草分け的な
  位置付けで航空機、新幹線等のCFD解析を行っておられます。
  航空機ではご存知かと思いますが,抵抗をいかに減らすかが重要で抵抗と
  重量の関係を判りやすく話していただきました。
  また、風洞実験に関しても一般に我々が聞くのは低速風洞ですが高速
  風洞の仕組みについては初めて理解させていただきました。
  また、風洞実験からCFDの利用拡大が行われ、自動車業界だけでなく
  航空機業界でもCAEによる試作の削減が進んでいるようです。
  この他、数々の興味あるお話しをお聞きして勉強になりました。

2. 第8世代のプロセッサ −−− Opteronのご紹介
                         日本AMD株式会社  吉田 友二 様
  最初にAMDの会社概要とプロセッサの概要を紹介いただきました。
  プロセッサは最初はセカンドソースでしたが、K5からAMD社独自のプロセッサの
  開発になりAMDのOpteronになったとの事です。
  講演ではこの他、AMDのロードマップやOpteronの特徴、そして流体関連の
  ベンチマークをご紹介いただきました。

3. クレイドル製品の動向と64ビットプラットホームへの取り組み
                 株式会社ソフトウェアクレイドル   黒石 浩之 様
  最初に会社紹介を頂きました。日本で開発した流体コードですが、今では米国、
  カナダ、韓国等に進出しており幅広く活躍されております。
  製品としてSTREAM、SCRYU/Tetraの紹介を頂き、その後に64ビットコンピュータと
  実際に最近のシステムで行ったSCRYU/Tetraのベンチマーク結果の紹介を
  頂きました。 また、64ビットの可能性、今までの32ビットだとSCRYU/Tetraでは
  900万要素位までの解析が限界であるが64ビットになる事により、より大規模な
  解析が自由に行うことができるとのお話しを頂きました。
  この他、多くの内容をわかりやすくお話しいただきました。

4. 最近のCAE環境の動向とHPが提案するHPTCソリューション群
                日本ヒューレット・パッカード株式会社   中野 守 様
  日本HPからはHPTCへの取り組みとシステム製品群について紹介いただきました。
  特にクラスター技術についての最近の動向について詳しくお話していただきました。

以上が前半の研究会の内容です。 研究会に参加できなかったがもう少し詳しく知りたいと言う
方はご連絡ください。  私は全体を聞かせていただいておりますのでもう少し研究会の内容を
お伝えできるかと思います。

後半は6時前から8時まで懇親会に移らせていただきました。 殆どの参加者の方に残って
いただき活発なお話しがされておりました。  一部では流体に関する熱い議論も展開されており
8時になっても殆どの方に残っていただき議論、情報交換、名刺交換等をしていただきました。

今まで8回の研究会を開催させていただきましたが、最も活発な研究会を催す事ができたと
関係者一同喜んでおります。

また、今年中には次回の研究会を開催しますので皆さん、是非出席してください。

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