第53回CAE便り
〜 書籍の紹介 「よくわかる有限要素法」、検索システム「WiSE]のご紹介 と
テラバイトのメールニュースご紹介 〜
皆さん、お世話になっております。
イワタシステムサポートの岩田です。
秋も深まって家の近所の木々も紅葉にたけなわで美しい景観を見せてくれております。
しかし、その反面、地面には葉が沢山落ちてきて、公園等では手入れも大変そうです。
先日、高速で東海環状を走っている時に山々を眺めましたが、本当に秋が深まって
きているのを実感しました。
コンピュータ技術の動向で目にとまった記事を紹介させていただきます。
11月11日の日経産業に出ていた記事ですが、仮想化技術に関して紹介がありました。
今までは複数のOSを動かす場合はVMwareやXenがあり、これはあるOSの上で別の
OSを仮想的に動かすソフトウェアでしたが、AMD/OpteronやIntel/XeonのCPUレベルで
仮想化技術が実装する事ができるようです。 AMD/Opteronの場合はPacifcaと言って
既に今年の3月には発表がされています。 実際の製品が出るのは2006年からになるようです。
具体的にはCPUレベルでVMM(Virtual Machine Monitor)が複数のOSを監視して切替えが
できるのと、各OSが独立して動くようです。
これができると1台のマシンでシステムをリブートしないでWindowsやLinux等の複数のOSを
ダイナミックに切替えて利用できそうですね。 詳しい事はまたわかりましたらレポートしたい
と思います。
関連するホームページは
http://www.japan.cnet.com/news/ent/story/0,2000047623,20081149,00.htm
を参考にして下さい。
さて、本日のご紹介は
1. 書籍の紹介 「よくわかる有限要素法」
2. 検索システム「WiSE」ご紹介
3. テラバイトのメールニュース
です。
======= 以下 書籍の紹介 「よくわかる有限要素法」 =========
この本は株式会社豊田自動織機のL&F 技術部 信頼性評価室におられる
福森 栄次さんが書かれた本です。 内容の概要は
http://ssl.ohmsha.co.jp/cgi-bin/menu.cgi?&ISBN=4-274-06628-2
に書かれております。
出版社: オーム社
発売日: 2005年11月
価格: 3570円
主要目次:
第1章 有限要素法の概要
第2章 有限要素法で使う数学
第3章 有限要素法で数値計算法と代数学
第4章 最も簡単な有限要素法
第5章 一次元領域を要素で分割
第6章 要素ごとの積分
第7章 新しい重み関数による有限要素法
第8章 変分法
第9章 一次元2次要素
第10章 非線形微分方程式の解き方
第11章 二次元の有限要素法
第12章 パラメトリック要素
です。
福森さんは社会人になられた後に米国に留学し、学位、修士、博士号をとられて、
暫く研究員として研究された後に日本に戻ってきました。
私は先週の金曜日(25日)に情報を入手して、早速の名古屋に用事があったので
名古屋駅近くのジュンク堂に行った所、既に売り切れて在庫がありませんでした。
その後、栄の丸善に行って確認した所、在庫があったので早速、購入してきました。
昨日、今日と時間がある時に少し読み進めました。
現在は未だ20ページほどしか読んでいませんが、目次にあるとおり最初は有限要素法で
使う数学が説明されており、すっかり忘れた数学を学生の頃に勉強した本を参考にしながら
読み進めております。 有限要素法の本で基本的な数学の説明からしている点は初心者に
優しい説明をしているかと思います。
福森さんの説明では「力学と数学の基礎知識が乏しい初心者でも抵抗なく有限要素法を
勉強できるように構成されている」と書かれておりますが、思い出すのにちょっと時間を
使っております。
最初の「はじめに」に書かれている「CAEによる問題解決のプロセス」なども、皆様がCAEを
導入されて展開する場合等には参考になるかと思います。
この本は福森さんがインターネット上で公開してる
http://www.fem.gr.jp/
の一部を本にしたものです。 インターネット上も良いですが、本から勉強するのは書き込み等が
できて勉強しやすいかと思います。
興味を持った有限要素法の基礎からの勉強はいかがでしょうか?
============ 以下 検索システム「WiSE」ご紹介 ==============
自分の手元のシステムや共有サーバーにある報告書や技術資料が見つからなくて
困った事はありませんか?
例えば
・ 以前、作った筈なのに、必要なデータ、資料が見つからない?
・ 今までに誰か、こんな説明の資料や報告書を作っていないか?
・ 確か、今までに探している技術資料を見たことがあるのだが、何処にあるかわからない?
・ 至急、昔の提案書、報告書を修正する必要があるが見つからない?
と言ったような時に、ここに紹介させていただく検索システムをご利用いただくと、容易に
探せるようになります。
製品名: WiSE
概要: 全文検索エンジン
特徴:
・ 良く見かけるのはインターネット上の検索をするYahooやgoogleもしくはデータベースを
使った専用検索エンジンですが、このシステムはコンピュータシステム、サーバーでの
検索からインターネット上の検索まで可能です。
・ 検索対象ファイルは
テキスト、html、ワード文書、Excelファイル、pdfファイル、PowerPointファイル等の
各種ファイルの中身を検索対象にします。
です。
この製品は東京にある私と関係の深い会社で作成したもので、中部地区で是非紹介させて
いただければと思い、ここに紹介させて頂きました。 カタログ等の資料はありますので
興味を持っていただけましたら是非、イワタシステムサポートまで声をかけてください。
早速、お伺いして説明させていただきます。
============ 以下 テラバイトのメールニュース紹介 =============
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CAEメールニュース(No.25-11) 2005.11.21
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by TERRABYTE
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◇ INDEX ◇ ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
■【1】CAEニュース
■【2】CAE技術情報 1
■【3】CAE技術情報 2
■【4】CAE技術情報 3
■【5】CAEイベント情報
________________________________________
■ 【1】CAEニュース
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□ ウェーブフロント、CFD-ACE+ V2006 リリース!
http://www.wavefront.co.jp/
□ 計測エンジニアリングシステム、「COMSOL Multiphysics」
「COMSOL Multiphysics(旧海外製品名称:FEMLAB)」は無制限マルチフィジックス
機能を最大の特徴とする最先端のマルチフィジックスモデリングソフトウエアです。
詳細はこちらをご覧下さい。
http://www.kesco.co.jp/femlab/index.html
シングルユーザライセンス1323000円〜(アカデミック価格あり)。
トライアルライセンス(機能無制限・30日間)でお試し頂けます。
http://www.kesco.co.jp/femlab/request.html
□ フォトン、「PHOTOシリーズ」を要素数制限版でお試しください。
http://www.photon-cae.co.jp/photon/jp/product/demonew.html
□ Pro/ENGINEER アドオン熱流体解析モジュール『EFD.Pro』出荷開始!
『EFD.Pro』はPro/ENGINEER 上で熱流体解析を行うためのプラグイン拡張ソフト。
解析条件の入力設定から結果表示までの全てをPro/E 上で行うことができます。設計
案の熱流れ特性をその場で評価でき、リードタイム短縮・試作コスト低減・品質向上
を実現します。詳細は以下ホームページをご覧ください。
http://www.terrabyte.co.jp/EFD_lab/EFD-lab1.htm
『EFD.Pro』価格は358万円。Pro/ENGINEER Wildfire 2に対応しています。
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■ 【2】CAE技術情報 1 ◆ 情報提供:(株)テラバイト http://www.terrabyte.co.jp
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● 熱流体解析よもやま話 第7回目
〜メッシュ作成のポイント(2)〜
前回は最適なメッシュ・サイズについて話しました。今回はメッシュ形状についてお話
ししましょう。
流体解析にとって理想のメッシュは、全てのセル・サイズが等しい立方体メッシュ(構
造格子の場合。非構造格子の場合は等四面体メッシュ)です。その代表例は、直接法で
用いられるボクセル・メッシュです。直接法は、乱流モデルを使用せずにスーパーコン
ピュータで数100億メッシュを一挙に解く計算科学手法ですので一般問題への活用は容
易ではありませんが、ボクセル・メッシュのエッセンスは通常のメッシュ作成業務にも
役立ちます。
解析演算を行う行列ソルバは、規則正しく配置された計算点で圧力や熱などの物理量を
計算しますが、形状適合格子のように不等ピッチ変形メッシュでは、計算点の空間配置
は不規則になります。このような場合、変形メッシュでも解析が行えるように空間メッ
シュと行列ソルバとの間でフーリエ変換が行われますが、メッシュ変形が大きいと、
1) 余分なRAM容量が必要、2) 余分な解析時間が必要、3) 計算精度の劣化、という問題
が生じます。ボクセル・メッシュに代表される均質メッシュはフーリエ変換がいりませ
んので解の劣化がない理想メッシュなのです。
メッシュ作成に当たっては、なるべく等ピッチ等サイズに近い、見た目に美しい規則的
なメッシュを作成するよう心がけてください。
他にも、以下のようなメッシュ作成のヒントがあります。ご参考にしてください。
(1)固体壁近傍は境界層の再現のため、メッシュを細かく分割してください。
固体との熱伝達を扱う場合も、壁面領域は細かく分割します。
(2)物体の風下側などで渦が発生するような、流れの変化の激しい部分では細かなメ
ッシュが必要になります。解アダプティブ・メッシュが使用できるソフトではそ
のオプションを適用すると良いでしょう。
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■ 【3】CAE技術情報 2 ◆ 情報提供:(株)フォトン http://www.photon-cae.co.jp/
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● フォトン「技術情報」に電磁気学入門を掲載
http://www.photon-cae.co.jp/photon/jp/tech/index.html
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■ 【4】CAE技術情報 3 ◆ 情報提供:(株)プラメディア http://www.plamedia.co.jp
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● プラメディア、「射出圧縮/プレス成形」について
http://www.plamedia.co.jp/japanese/instances/planets_topics_01.html
● プラメディア、「プラスチックエージ11月号」掲載の抜刷をお送りします。
・射出成形CAEシステム「PLANETS“MoldStudio 3D”」-CAEの更なる展開-
(株)プラメディア 技術本部営業技術室 技術顧問 多田和美
http://www.plamedia.co.jp/japanese/others/info_pmc/pmc_caerev_0511Tada.html
・CAE―射出・押出・ブロー成形での展開
(株)プラメディア 技術本部営業技術室 営業担当部長 吉川秀雄
http://www.plamedia.co.jp/japanese/others/info_pmc/pmc_caerev_0511Yoshi.html
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■ 【5】CAEイベント情報 ◆
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□ テラバイト、非線形構造解析ソフト「LS-DYNA」技術セミナー 開催
「衝撃解析とゴム材料」(11/30東京)
「塑性加工セミナー 中級編」(12/16東京)
http://www.terrabyte.co.jp/seminar/new_seminar.htm
※2006年1月〜6月「LS-DYNA技術セミナー」スケジュール更新されました。
□ テラバイト、設計者のための熱流体解析ソフト「EFD.Lab」
無料体験ワークショップ 開催(11/30・2006 1/10東京)
http://www.terrabyte.co.jp/efdlab_semi.htm
□ プラメディア主催 「第41回 プラメディアCAE研究会"PRES"セミナー」
≪KEYWORD:発泡・熱物性・板成形≫(12/2東京)
http://www.plamedia.co.jp/japanese/others/seminar/41th_pres_seminar.html