第35回CAE便り (2005/5/8)

〜 中部CAE懇話会の解析塾ご案内と
          ベストシステムズのメールマガジンご紹介 〜

皆さん、お世話になっております。
イワタシステムサポートの岩田です。

永い連休も終わり、皆さん少々お疲れではないでしょうか?
今年の連休は比較的に天候にも恵まれ、上々の行楽日和だったかと思います。

さて、最近のTopicをお伝えさせていただきます。

まず最初は、4月23日にWindowsXPの64ビット日本語版が出荷されました。 
CAEユーザでメモリー空間に不足を感じており、Linuxは慣れていないので
使いたくない人には、大規模なメモリが使えるようになり朗報かと思います。

次に、ABAQUSのホームページを見ると、V6.5の最新版ではABAQUSでも
ついに分散メモリー版がサポートされるようになりました。 
主なCAE Applicationで衝突のLS-Dyna、流体のScryu/Tetra、Stra-CD、
Fluent、そして構造解析のNastranやANSYS等ではサポートされており、
主なものとしてはABAQUSだけがサポートされておりませんでした。
これでCAEの利用も更に広がるのではないかと期待しております。


次に、CAE懇話会の解析塾のご案内をさせていただきます。
会場は「刈谷市産業振興センター」もしくは「名古屋工業大学」で開催され、
早いものは5月21日から開始します。 興味がある方は詳細を
http://www.cae21.org/kaisekijuku2005/kaiseki2005.htm
で確認のうえ申し込んでください。
概要は以下の通りです。
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中部地区におけるCAE懇話会解析塾のご案内
                                  
                 特定非営利活動法人(NPO)「CAE懇話会」
                            中部CAE懇話会

CAE懇話会では、CAE技術者のための技能講習として「解析塾」を各地区で開催いたしております。
中部地区においては、現在下記の5コースの募集中です。(開催日程順)
(1)基礎編
(2)非線形構造解析
(3)電磁場解析(マルチフィジックス)
(4)FEMプログラム開発(線形)
(5)流体力学基礎講座      [名古屋工業大学共催]
詳しくは、CAE懇話会ホームページ http://www.cae21.org/ の「解析塾」をご覧ください。

「解析塾」を受講することにより、日本機械学会の「計算力学技術者認定試験」を受験する際に必要となる
付帯講習会の受講を免除されます。(一部対象外のコースもあります。)

開催日: 土曜日です。(日時、回数はコースによって異なります。)
受講料: CAE懇話会個人会員は、5万円(正会員・賛助会員)
     一般(非会員)は、   6万円
     ※個人会員の年会費は、正会員3000円、賛助会員2000円です。(入会金はありません)
会場 : 刈谷市産業振興センター または、 名古屋工業大学 (コースによって異なります。)

内容
(1)基礎編(講師:京都大学 教授 小寺秀俊)
    有限要素法を用いた構造関係の解析の基礎として、弾性変形解析・振動解析の基礎・及び熱伝導
    や電場解析の基礎理論を含めて講義・演習し、実際にモデルを用いて演習します。
    これから有限要素法を学ぼうとする人やすでに有限要素法を使っているが良く分からないという悩み
    をお持ちの方に最適です。

(2)非線形構造解析(講師:エムエスシーソフトウェア梶@石川覚志)
    1.材料非線形解析:弾塑性およびクリープ挙動に着目し、
       応力解析における材料の非線形性について学びます。
       単純なモデルでの材料非線形性の確認を行った上で実モデルへの展開を図ります。
    2.幾何学的非線形解析:座屈現象には構造物の持つ幾何学剛性が大きく寄与します。
       このコースでは大変形理論を適用した問題を取り扱い、各種応力速度について学びます。
    3.接触解析:接触問題を有限要素法で扱う様々な手法について学びます。
       接触を伴う応力解析では摩擦力などを含む強い境界非線形性を持ちます。

(3)電場解析・電磁場解析・電磁波解析(マルチフィジックス)(講師:松下電器産業梶@崎山一幸)
    電磁場・熱・流体・デバイスシミュレーションを学びます。
    最新機器の主流であるデジタル回路の誤動作解析に必要な、EMC(電磁共生)デジタル回路技術も学びます。

(4)流体力学基礎講座      [名古屋工業大学共催](講師:名古屋工業大学 教授 後藤俊幸ほか)
    流体シミュレーションに取り組む上で一番大切なものは、流れを読むことのできる技術です。
    シミュレーションソフトでは、さまざまな計算結果を表示してくれますが、CAE技術者は
    その意味を読み取る能力を訓練しなければなりません。
    そのためには、流体力学の式が表すところの流れの意味を時間をかけてきちんと理解することが大切です。
    本講座では、段階を踏んで流体力学の式を学習し、その式で表現される流れのようすを演習・実習で体得していきます。
    流れの現象を読み取る技術を身につけるために必要な流体力学の基礎理論をじっくりと学びます。

(6)FEMプログラム開発(線形)(講師:京都大学 教授 小寺秀俊)
    実際にFEMプログラムを作ってみることにより、FEMの仕組みを理解するためのコースです。
    FORTRANかCを使えれば、だれでも参加できます。
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最後にベストシステムズのメールマガジンを紹介させていただきます。
本号では今週開かれるGridWorld2005についても触れております。 参考にしてください。
============ 以下ベストシステムズのメールマガジン本文 =============
3のイベント情報は割愛させて頂きました
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目 次
1 今日のトピック : Globus Tookkit 4リリース!
2 今日のトピック2:GridWorld2005
3 イベント情報
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1 今日のトピック :Globus 4 リリース!
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グリッド基盤ソフトウェアの“デファクト・スタンダード”であるGlobus
の最新バージョン4.0がリリースされました。(http://www-unix.globus.org)
GlobusはIan Foster氏が元々研究プロジェクトとしてスタートさせ、199
8年にバージョン1.0がリリースされて以来、Globusはグリッドの世界で
標準化の基盤固めを行いこの4.0で商用への道を歩き始めることになります。
Globusの開発を行っているのはアルゴンヌ国立研究所、エディンバラ大学、
NCSA、イリノイ大学等を中心に進められています。
Globusはいわゆるグリッド・ミドルウェアです。各コンピュータシステム
のOS違いなどを吸収し、コンピュータ間でプラットフォームを気にするこ
となく実行できる分散環境を提供します。Globusはセキュリティ、データ
管理、実行管理、情報サービスおよびランタイムから構成されています。
Globus Toolkitと呼ばれるように、それ自体で何かできる訳ではありません。
ユーザはこのGlobus Toolkitを使ってコンピュータ相互で実行するためのア
プリケーションを開発する必要があります。Globusは天文学、化学、気象、
医学、物理などの研究分野に多く利用されています。弊社が取り扱っている
遠隔地会議システムであるアクセスグリッドもGlobusの技術を一部使って
いますし、ウィスコンシン大学のCondorはGlobusとのインタフェースを
提供することにより、Globusが管理するコンピュータ資源も利用できるよ
うに図っています。
弊社はこれらグリッド基盤ソフトウェアの中核を成すGlobusおよびCondor
をこれからもサポートしてまいります。是非ご期待ください。

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2 GridWorld2005間もなく開催!
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皆様 5月11日、12日に東京国際フォーラムで「GridWorld2005」が
開催されます。弊社は子会社であるグリッド総合研究所の名前でゴールドス
ポンサーとして応援しています。弊社は展示会場に「Condor」を中心に展
示を行います。また会場ではアンケートにお答えいただいた皆様全員に粗品
と抽選で豪華景品を差し上げる予定です。
今回の「GridWorld2005」には前にもお話しましたようにウィスコンシン
大学のCondorの開発責任者であるMiron Livny教授をお迎えしています。
教授は11日の弊社主催のセッション(14:25〜15:05、G-2会場)と12
日のチュートリアル(15:15〜17:15、T-6会場)に出演されます。事前申
し込みが必要ですので前もって是非ご登録ください。
(http://www.idg.co.jp/expo/grid/)