第6回中部CAE懇話会の様子報告
皆さん、2004年10月29日(金)に行われた第6回中部CAE懇話会の様子をご紹介させていただきます。
当日は天気もよく秋の清々しい日よりでした。
午前中はANSYS研究会と2つの体験勉強会が開催され、約50名ほどの方が参加されておりました。
午後から講演会、交流会が行われ、約100名の参加者で会場は多くの人で盛況でした。
講演の内容は
講演 :「日産自動車のCAE」 日産自動車株式会社
飯島 和宏 様
日産自動車の紹介と日産自動車でのCAEの取り組み、現状を幅広くお話していただきました。
CAEの内容ではモデル規模が年々大きくなるが、その逆に計算時間に関しては年々、短縮を
要求されているとの事です。この他幅広く日産でのディジタル化についてお話いただきました。
質問も多く出されて、講演後もかなりの時間をQ&Aに割いていただきました。
講演 :「形状最適化とものづくりへの応用」 名古屋大学 畔上秀幸
様
畔上先生より最適化について、形状最適化、位相最適化等について実際の適用例を見せて
いただきながら最適化の説明をして頂きました。
後半では人間の脊柱の側彎症に関して座屈と関連付けられた講演もされて、幅広い研究の内容を
聞かせていただきました。
講演 :「塑性加工の有限要素シミュレーション」 豊橋技術科学大学 森謙一郎 様
塑性加工に関して歴史と現状に関してかなり核心的なことをお話いただいたかと思います。
聞いていて興味を持たせていただいたのは、自動車のボディーが従来がSteelで、現在はかなり
アルミが研究されているが、今度は高張力鋼版が研究されているとの事。しかし高張力鋼板は
プレスした時にスプリングバックが大きいので加工が大変である等の興味あるお話を伺いました。
交流会
交流会の参加者は50名ほどの方に残っていただき9階のホールで行いました。
最初は田中会長の乾杯の音頭で初め、畔上先生のご挨拶を頂いて後は飲食と名刺交換、
そして情報交換に入りました。
私が進行役だったので30分ほどしてから皆さんのお話を伺おうと思いましたが、皆さん個別に
話が弾み、私の進行など入る余地もありませんでした。 仕方なく皆さんが疲れるまで1時間ほど
皆さんの自由に任せて、1時間ほどして疲れた頃に全員に座っていただき話を始めたら、皆さん
活発に話をして頂きました。
参加されなかった皆さんに上手くお伝えできないのが残念ですが、CAEの位置付けに関して
暑い議論が戦わされました。 内容的にはCAEの効果を出すのは難しいと意見もかなりありましたが
CAEはやらなければ、これからの激しい競争に勝ち残れないと私は勝手に理解させて頂きました。
参加されていた方で違ったコメントがあればコメントをいただければ幸いです。
以上、上手く伝えられませんが、私がお伝えできる概要だけを書かせて頂きました。
口頭では別の意味で上手く伝えられるかもしれませんので、その時は雑談をしながら
お話させていただきます。