1.9 nn列行列の積と計算規則>
 
nn列の行列のかけ算(積)は次のように定義されています。
 
 
つまり、第i行第j列の要素は行列Bの第i行と行列Aの第j列の内積となってるわけです。
従って、行列ABの積はもう少し細かく書くと次のようになります。
 
 
少々ややこしい計算になりますが、行と列の数値を順番にかけて足し合わせるだけです。
面倒ですが計算の方法は単純です。 
よくこんなややこしい計算方法を考え出したものだと思いますが、行列の積を定義したのは19世紀のイギリスの数学者アーサー・ケイリーです。

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