有限会社イワタシステムサポート

CAEコンサルティング 〜システム、ソフトのご提案



2023年4月14日(土) 更新

メッセージ

「2023年度中部地区解析塾 申込受付中」

2023年度の中部地区開催のオンラインでの勉強会を開催します。

開催は以下のコースを予定しております。
 ・材料力学/オンデマンド方式 
 ・流体伝熱基礎講座   
 ・Python講座      
 ・Python応用講座    
です。

 ・材料力学講座  4月スタート オンデマンド方式
     http://www.cae21.org/kaisekijuku2023/zairiki2023-1.shtml
   機械設計に必須の強度計算で有限要素法を使ってFEM解析することは
   今や珍しいことではありません。
   誰でもFEMが使えるようになる一方で、その使いやすさから強度設計
   の基本である材料力学も知らないままに有限要素法による解析をする
   設計者が増えているように感じます。
   この講座ではFEMをより良く使うために、その基礎となる材料力学を
   その理論と例題を通じてわかりやすく楽しく学ぶ講座です。

 ・流体伝熱基礎講座   5月27日スタート予定
     http://www.cae21.org/kaisekijuku2023/chuubu_23_ryutai-01.shtml
   流体伝熱の理論を学べるコースです。今までに16回以上開催しており、好評の
   コースです。 開催はオンラインで開催されます。
   講師陣も名古屋工業大学の流体を担当している先生方に講師をして頂きます。

 ・Python基礎      5月20日スタート予定
     http://www.cae21.org/kaisekijuku2023/python2023_base.shtml
   現在、AIやCAEのアプリケーション広く使われているPython基礎の勉強会を行います。
   Pythonによるプログラミング、文字列処理、関数、オブジェクト指向、GUIプログラ
   ミング、各種ライブラリ、作図処理等、Pythonの基礎に必要な一通りの学習をします。 

 ・Python応用      9月9日スタート予定
     http://www.cae21.org/kaisekijuku2023/python2023_advanced.shtml
  1.Pythonによる並列化
      Numpyモジュールによる並列化の確認とテスト
      OpenMPI(mpi4py)による並列化
  2.Pandasによるデータ処理
      Pythonではデータ処理が優れておりますが、特にpandasによるデータ処理は
      優れた機能、性能があります。このデータ処理について深く学習をします。
  3.ネットワークプログラミング
      サーバー/クライアント処理ではプログラム間通信が必要です。
      このプログラム間通信について学習し、実際にプログラミングも行います。
  4.正規表現
      正規表現はPythonだけでなく、Linuxのシェルや各種プログラミングで利用
      可能です。この正規表現についてPythonのreモジュールを使い学習します。
  5.オブジェクト指向プログラミング
      Pythonの持つ特徴の一つがオブジェクト指向です。このオブジェクト指向
      プログラミングについて、例題を通して深く学習をします。

興味を持って頂けましたら、是非、受講してください。


「CAE入門シリーズ掲載中!」

昨年、HPCwireの方から「CAE入門」シリーズを書かないかと依頼を頂き、整理もかねて書かせて 頂くことにしました。 私自身はCAEの専門家ではありませんが、CAEユーザの方、ソフトベンダーの方、 そして関連する大学の先生ともよくお話をする機会がありますので、CAEについて全般的な説明を させて頂こうと思い、書かせていただきました。 皆様から見て不完全の説明や間違い等があるかも しれません。 もし間違い等を見つけられましたらご指摘を頂けると助かります。

なお9回目まで書かせて頂き、以下のURLに掲載されております。
お時間がありましたらご覧ください。
  1回目    CAEとは
              CAEとは【イワタシステムサポート内の記事】
  2回目    CAEとHPC
              CAEとHPC【イワタシステムサポート内の記事】
  3回目    CAEとソフトウェア
              CAEとソフトウェア【イワタシステムサポート内の記事】
  4回目    CAEの利用の流れ

  5回目    CAEにおける構造解析関連ソフトウェア

  6回目    CAEにおける流体解析関連ソフトウェア

  7回目    CAEにおける粒子法関連ソフトウェア

  8回目    連成解析について

  9回目    最適化とは

  10回目    OpenCAEの代表的ツールと関連情報 (その1)

  11回目    OpenCAEの代表的ツールと関連情報 (その2)

  12回目    日本で開発されたCAEソフトウェア (その1)

  13回目    日本で開発されたCAEソフトウェア (その2)

  14回目    CAE技術の習得




セミナー情報


 
■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━■

  第42回中部CAE懇話会  −6月16日(金)開催予定−


 日時: 2023年6月16日(金) 
        9:30 受付 10:00 開始 18:00 終了予定

 開催形式: オンライン

■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━■


 ■テーマ:  『ユーザー・ベンダー交流会』

 ■タイトル: 『どうするCAE、どうなるCAE』



■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━■



特選情報

コンピュータシステム選択情報

CAE等に利用するコンピュータは、コンピュータが発明された1940年代末から60年以上が経ちました。この間、コンピュータは日々性能の進化が行なわれております。 現在でも2〜3年するとコンピュータ性能が格段にアップしますので、時間のかかる計算は最新のコンピュータを利用する事が仕事の効率化に結びつきます。 この辺のコンピュータの性能と価格についてご紹介させて頂きます。

下の図は2000年頃からの、ここ20年ほどの最新コンピュータの性能を現わしたものです。 15年程前に最新のコンピュータであった Xeon 5160 や Xeon 5260 は既にコア当りで1/8程度の 性能になっており、システムでは1/500程度になっております。 これは2年ほど前のシステムでも1/2程度の性能ですので最新のシステムを選択する事が業務の 効率化に繋がります。 CPUだけでなく、メモリー、ディスク、ネットワーク、グラフィックス等いろいろな要素も絡みますので、気軽にご相談を頂ければ、皆様に 最適なシステムをご紹介させて頂きます。
価格は大規模なメモリー(32GB〜512GB)を載せても比較的低価格になっております。またディスクに関してもM.2 SSDを使う事により非常に高速な入出力ができますので、構造計算の様にディスクI/Oに負荷のかかる解析でも比較的にスムーズレスポンスで計算ができるあと思います。

     Xeon 5160      2006年出荷開始
     Xeon E5-2637    2012年出荷開始
     Xeon E5-2637 v2   2013年出荷開始
     Xeon E5-2637 v3   2014年出荷開始
     Xeon E5-2637 v4   2016年出荷開始
     Xeon E5-2637 v2   2013年出荷開始
     Xeon Gold 6144   2017年出荷開始
     Xeon Gold 6252   2019年出荷開始
     Xeon Gold 6348H   2020年出荷開始
     AMD EPYC 7763     2021年出荷開始
     AMD EPYC 72F3     2021年出荷開始

また単にシステムをご提案するだけでなく、Linux等のOSの設定、WindowsHPCクラスターの構築と検証もサポートさせて頂きます。 ご気軽にご相談下さい。



SPECInt2006換算での性能比較/コア単体での性能




SPECIntRate2006換算での性能比較/システムでの性能






======= AMDより2021年3月 EPYCシリーズを発表 ========

AMDのワークステーション、サーバーで使われるAMD EPYCシリーズのCPUが発表されました。
性能は上記のグラフにも書いたのですが非常に高速でコア数も128コア/CPUといった大量のコアを 搭載しており、大規模な計算処理に対応できるかと思います。
特徴としては
   周波数は2000MHz〜3700MHzと幅広い製品を揃えている
   コア数は8コア〜128コアと非常に沢山のコアを搭載可能
があります。新しいシステムを検討し、性能を向上したい場合は検討する価値があります。
         関連情報




「ソフトウェア紹介」

今まで、解析のモデル作成ツールとしてSpaceClaimが広く使われておりましたが、このSpaceClaimがファミリー化して 幅広い利用が可能となりました。新しい名前はANSYS Discoveryで、この中にモデル作成のSpaceClaim(ANSYS Discovery Essentials)、 簡易解析が可能なANSYS Discovery Live(ANSYS Discovery Standard)、そしてやや高度な解析が可能な ANSYS Discovery AIM(ANSYS Discovery Ultimate)の3シリーズが出てきました。 設計や企画段階の概略設計と試しの解析の時は便利なツールかと思います。
私も評価版をお借りして試しておりますが、簡易な解析では十分使えるのではないかと思います。
以下概要を紹介いたします。詳しくは以下のホームページをご参照ください。

    ANSYS Discovery Live
ANSYS Discovery Liveによる構造解析の例

ANSYS Discovery Liveによる内部流れ解析の例



ANSYS Discovery紹介:
ANSYS Discovery には、SpaceClaim、Live、AIMの3種類のせい銀があります。

その各種の機能は
  ANSYS Discovery SpaceClaim(ANSYS Discovery Essentials)
    直感的に素早くモデリングできるDiscovery SpaceClaim搭載、
    多数の形式に対応したCADデータ入出力機能

  ANSYS Discovery Live(ANSYS Discovery Standard)
    リアルタイムにシミュレーションが可能
    構造/伝熱/流体/モーダル解析に対応

  ANSYS Discovery AIM(ANSYS Discovery Ultimate)
    ANSYSハイエンド製品のソルバーを利用する可能
    構造/伝熱/流体/電磁場/樹脂流動/連成解析および最適化解析に対応

ANSYS Discovery Liveは 設計者向けの解析ソフトウェア。あるいは概略の解析結果を得たいときに利用する便利なツールです。
設計者は「解析」という作業を意識することなく、設計の方向性を決定づけるための 工学的な解析結果を瞬時に得ることができます。 ANSYS DiscoveryのひとつのアプリケーションであるLiveが提供するのは言わば「解析空間」です。 その空間にCADモデルを置いて解析条件を設定すれば、応力がわかります。流れもわかります。 解析空間の中でCADモデルの形状を変更したり、付け加えたりすると、応力も流れも直ぐに変化します。 この解析空間の中で設計者はさまざまなアイデアを検討することができます。これにより ANSYS Discoveryは、設計者に新しいワークフローを提供します。

興味を持っていただけましたら、ご連絡ください。
イワタシステムサポートでも販売させていただきます。





最 新 情 報

各地の懇話会、 セミナー、 講演会





技 術 情 報

皆様にお伝えしたい技術情報を掲載させて頂きます。 詳しい情報は上記タイトルをクリックして下さい。
ただ今掲載しているのは
    < OpenCAE関連情報 >
    < CAEのための数学入門 & コンピュータ入門 >
    < Linuxのシェル、GUI環境構築ツール/Pythonの簡単紹介 >
です。





取 扱 商 品 情 報


取扱商品/応用ソフトウェア製品

衝突解析を始めとして、複合現象の連成解析、成形解析、流体解析、磁場解析、射出成形解析、あるいはプリ/ポスト等のCAEソフトウェアから3次元CADソフトウェアまで幅広いソフトウェアをご提案させて頂きます。

    <<< HyperWorks紹介/機能が豊富なCAEソフト群 >>>
    <<< COMSOL紹介/複合両機の解析が可能な汎用CAEソフト群 >>>

取扱商品/システム製品

ワークステーションやPCクラスターのコンピュータシステムから、Fortran及びバッチキューイング製品等の基本ソフトウェアまでご提案、コンサルティングをさせて頂きます。

    <<< ジョブ管理システム PBSProfessonal紹介 >>>

コンサルティング

・解析を始めたい、高度な解析を行いたい企業様向けコンサルティング
・アプリケーションの特性を考えた解析用のシステムを導入したいが経験がなく、
 最適なシステム導入でサポートが必要な企業様向けコンサルティング
・価格性能比の高い高速計算機の導入検討したい方へのコンサルティング

ソフトウェア開発

Fortran、C、C++の開発、チューニング等の受託開発やサポート
システム開発用のシステムとコンパイラの環境構築とサポート

  現在のアクセス カウント 

   現在のアクセス数です。